ホームページ制作費用を抑えるコツ5選!低予算でも高品質なサイトを作る方法
- 小野 友美
- 2024年12月9日
- 読了時間: 6分
更新日:1月12日

「ホームページ 費用」で検索すると、
「ホームページ制作費用ってピンキリなんだな」と
「問い合わせるまで費用がわからないのはなんだかな」と思う方が多いでしょう。
制作業者の都合を申しますと、お客様の要望を聞かないと
概算でもお答えするのが難しい場合があります。
ただ!
制作費用を抑えるコツは存在しています。
ホームページ制作費用を出来るだけ抑えたい方はぜひご覧ください。
ホームページ制作費用の一般的な内訳
ドメイン費用: 年間1,000~3,000円程度
サーバー費用: 月額500~1,500円程度
デザイン・制作費: 10万円以上が一般的
保守・管理費: 月額1,000~5,000円
ドメイン(URL)取得費用やサーバー費用はそんなにかかりません。
デザイン・制作費が肝となります。
制作費の内訳はこんな感じです。
・ディレクション
・デザイン
・構築
・特別な機能の実装:決済機能、会員登録システム、ブログなどCMS
Tips ブログって特別な機能なの?
アメブロやnoteなどのブログサービスがたくさんあるため、
あまり特別に思わないかもしれませんが、特別な機能です。
理由はデータベースを使っているからです。
CMSが付いていないホームページは「静的ページ」と呼ばれています。
表示したい情報を暗号化してアップロードしているため、
更新・修正には暗号(HTML)の知識が必要です。
知識が無くても更新できるのがCMS機能付きのホームページです。
そのため、CMS機能を付ける場合、制作費用を加算される業者さんが多いです。
業者にお願いする時は「ブログを使いたい」と用途をお伝えいただく方がスムーズです。
Wixのように、「簡単に更新できますよ」と謳っているサービスは
ほぼ100%CMSを利用していると考えてよいです。
ホームページ制作費用を抑えるコツ5選
コツ1: 無料または低価格のテンプレートを活用する
テンプレートのデザインを使って、文章と写真を変えて公開する。
こだわらないのが1番低価格で済ませられます。
テンプレートを使うことでデザイン・制作費のコストを抑えられます。
「デザインは自社のオリジナルにしたい」という方は
続きもお読みください。
コツ2: 必要最低限の機能に絞る
ホームページ制作業者に依頼する前に
自社のホームページに必要な機能を整理しましょう。
機能の例
・お問い合わせフォーム
・ブログ
・自動返信
・決済機能
・会員登録機能
「お問い合わせフォームって基本料金に入ってないの?」と思ったかもしれませんが、
業者さんによって違います。
2つまで無料ですよ、というところもあれば、
1つにつき◯◯円と決まっている業者さんもいます。
必要な機能を整理しておくと
業者との打ち合わせもスムーズです。
また、「こんなこと出来ないかな?」と相談もしやすいですね。
コツ3: 自分でできる部分を増やす
制作時に自分でできることとは、
「写真選び」「文章作成」の2点です。
制作業者にお任せしても良いのですが、
写真素材のダウンロード費用、素材選びの費用がかかる場合が多いです。
制作後の運用フェーズにおいて、
Wixなど自社更新しやすいホームページなら、保守費用・更新&修正費用もかかりません。
(WordPressなどの月額の保守費は¥10,000〜が一般的です)
◯更新したい箇所を決めておくのもポイントです。
例えばですが、キャッチコピーを後から変えたいと考えていた場合、
トップ画像がテキストも含めて画像化されていたら
業者に修正依頼をかけないといけません。
この場合、制作前に
「キャッチコピーを変えられる仕様にしてください」と伝えましょう。
コツ4: サーバー・ドメイン選びを慎重にする
ドメイン(URL)は末尾によって値段が変わります。
.jpはお高めです。よく使われているものですと、.netや.comなら比較的お安いです。
最低限に抑えたい場合は、.siteや.tokyoなどがあります。
ですが、オフィシャル感を出したい場合は.jpか.comが良いと個人的に思っています。
Tips 運用コスト、どちらが安い? 【WordPressとWix】
月額利用料金で考えると安いのはサーバー会社+WordPressの組み合わせが安いです。
ただし、月額保守費用が¥10,000以上かかることを考えると、WordPressは安くないです。
WordPressの場合、実質の運用費用(月額)は、「サーバーの利用料+保守費用¥10,000〜」となります。
サーバーやセキュリティの知識なし・月額1,300円〜でホームページを運用できるのは
Wixになります。
利用料金+保守費用トータルで考えると安いのはWixです。
コツ5: 段階的にサイトを成長させる
一度に完璧に作り上げなくて大丈夫です。というか、完璧はありません。
必要なページ・機能は後から足せばOKです。
まずは市場に出して反応を見る。
公開しない限り、あなたのサイトが見られる事も、検索される事もありません。
費用を抑えつつ高品質を保つポイント
クライアントが行動しやすいデザインになっていますか?
クライアントがホームページを見た時の行動を予測し、
それに基づいた簡潔で使いやすいデザインを採用します。
例えば、「お問い合わせ」「資料ダウンロード」「お役立ちコラム」ボタンが
横並びで配置されていたらどうでしょうか?
こちら側がクライアントに知ってほしい、伝えたい意欲は溢れたページになっていますが、
クライアントからすると、
どのボタンを押せばお問い合わせできるのか、迷ってしまいそうです。
また、クライアントにクリックさせる回数が多いのもNGです。
(階層が深いと言ったりもします)
都会の地下鉄のように地下3Fまで行ってようやく電車に乗れる、
そんな感じの労力をホームページでも見かけます。
必要な情報にすぐ辿り着ける工夫が必要です。
そのために我々ホームページ制作業者が設計のお手伝いをしています。
SEO対策の基本を押さえる
キーワード選定や適切な見出し構成を意識することで、検索からの流入が期待できます。
高品質なコンテンツを低予算で実現するには、これらの基本をしっかりと押さえることがポイントです。
ホームページ制作の賢い投資戦略
ホームページ制作は、単なる費用の問題ではなく、戦略的なアプローチが鍵となります。
本記事で紹介した5つのコツを実践することで、限られた予算でも効果的で魅力的なウェブサイトを構築できます。
重要なポイントは、以下の3つに集約されます:
コストを抑えながら、クライアントの視点を最優先すること
必要な機能に絞り、段階的にサイトを成長させること
SEOの基本を押さえ、検索エンジンでの可視性を高めること
ホームページは企業や個人のオンライン上の顔です。
完璧を求めるあまり多大な費用をかけるのではなく、
柔軟に、かつ賢く投資することが成功の鍵となります。
まずはWixなどで少額投資でホームページを開設し、クライアントの反応を見ながら、
継続的に改善と成長を続けていくことが、最も効果的なホームページ制作戦略です。
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